美肌のために覚えておきたい体のサイクル
「ホルモン周期と肌の関係」で、女性ホルモンの変化が美肌に多大な影響を与えるお話をしましたが、ホルモン周期以外にもうひとつ、美肌のために覚えておきたい周期があります。それは「自律神経」のサイクル。
自律神経はさまざまな活動をする時にはたらく「交感神経」と、リラックスしたり緊張をほぐす「副交感神経」という2つの神経があり、交代でバランスよくはたらいています。
朝、明るくなると交感神経がはたらき、体を動かしたり、仕事に集中できるようにする、車で言えばアクセルのようなもの。一方の副交感神経は、夜暗くなると体の疲れをほぐし、休息のために眠くなるようにはたらくブレーキの役割をしています。
自律神経はいわば体内時計であり、人間が健康に生活するために、2つの神経が1日の中で絶えず変化しながらはたらいているのです。
体のサイクルと美肌の関係
自律神経のサイクルは、太陽と密接な関係があります。明るいうちは「アクティブモード」の交感神経が活発になり、暗くなると「リラックスモード」の副交感神経が優位に。こうした2つのモードがうまく切り替わる状態が、人間が健康である証です。
ところが夜更かししたり、明るいライトの下で遅くまで働いていると、体がいつまでも興奮状態になって体内リズムが壊れ、夜になっても副交感神経がはたらかなくなることも。いざ眠ろうと思っても、交感神経が活発なままではいつまでたっても眠れず、朝起きようとしても寝覚めが悪くなります。
そうした毎日をくり返していると、肌の新陳代謝が低下し、さまざまな肌トラブルを引き起こすことになりかねません。血行が悪くなってあわてて高級な美容液や保湿クリームを塗っても、生活習慣が変わらなければ同じことのくりかえし。せっかくの美容液をムダにするようなものです。
体内リズムがきちんと働いてこその美肌。自律神経がつくる1日のサイクルに合わせて、健康的な生活を送ることこそが、美しい肌を手に入れるコツなのです。




















