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外からみえる肌に現れるのは内側からのサイン。外だけ一生懸命ケアしても変わりません。ではどうしたらいいの?専門家に聞きました!

神秘に包まれた注目成分 プラセンタとは

人間のプラセンタ(胎盤)は、1人の人間を10ヶ月間育てて行くための栄養を赤ちゃんに与えることはもちろん、赤ちゃんに有害物質がいかないようなフィルターの働きをしたり、また、その逆の役割もしている大切な臓器です。赤ちゃんが必要としている細胞、それを増やして臓器として形成させてゆく原料となるものが全てそろっています。

人間の変わり身となる胎盤

胎盤と赤ちゃんは双子のような存在臓器となる胎盤について意外と知られていないことがあります。
実は体内で「赤ちゃんになるか」「胎盤になるか」という部分においては運命の分かれ道のようなもの。いわば運命共同体のような存在なんですね。赤ちゃんに成りえなかったものが胎盤となる、つまり胎盤は「人体」と同じ組織であると言えるのです。

ですから、胎盤というのは、人のものでも豚のものでも、1つで新しい個体を育てる事ができてしまう、すごい能力をもった臓器なのです。
胎盤はそのままでは、ホルモンや血液なども含まれますが、これらを完全に除去した後に必要な成分(細胞を正常に増殖する因子や修復する因子など)を抽出され滅菌されたものがいわゆる医薬品(注射用)のプラセンタになります。

注目されるのは豚プラセンタでは動物の胎盤とは何か。
豚と人はDNAの構造が似ていますので、さまざまな分野で豚由来の素材を人に対して使用されます。ですからあらゆる部位において豚由来のものは、人にも良い効果をもたらすと考えられています。プラセンタ製品も、豚のものが使われることが多い理由の一つです。

狂牛病の問題について

動物は足の指の本数でカテゴリーを分ける考え方があります。
牛と羊は同じ部類に入るため、両者においては狂牛病などの問題もありますが、豚は違う部類となるので狂牛病のリスクは非常に少なく、製品数も多いことから、歴史的な積み重ねによる安全性が考えられます。

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玉石混交の中からどのように良い製品を見極めるか

ただ、その製造過程や技術によって製品の質に雲泥の差があるのも否めません。
製品の良し悪しについては、正直、医師である私にもなかなか見分けがつきません。見分ける方法としては、成分を分析にかけたり様々なテストの結果を見るほかありません。

トレーサビリティ

だとすると、その製品を扱っている企業で、きちんとしたデータ(エビデンスなど)を持っているかどうか、にかかってくるのです。もちろん安全性についても心配となる部分ですが、企業側が提示してくれる範囲内の安全性データに関しても知る事ができればよいのでしょう。企業側の良心にゆだねるしかない部分もあるということですね。最近は、消費者の安全性に関しての意識が高まり、トレーサビリティなどを、消費者の方が見てもわかるようにクリアカットにしている会社も増えてきましたから、これはとても良い事だと思います。

トレーサビリティ

ただ、飲料やサプリメントとして一般の人が購入できるプラセンタについては医薬品と異なり、データを開示する義務は特にありませんので、気になる場合は,企業側に問い合わせてみることも良いと思います。

最近よく見る植物性プラセンタって?

植物プラセンタとは植物由来プラセンタという言い方は「植物を育てるもの」という部分では動物のプラセンタと同じ感覚で使われています。
植物の中で実などを作っていく過程で必要な部分、絶対的に必要なものです。
ですから人間の胎盤と基本的には考え方は同じでしょう。
ある程度実が育っていけばやがて不必要となるもの。
ただ、植物と動物は基本構造が異なります。

人由来のプラセンタは、細胞の新陳代謝や、紫外線などの外的ダメージを受けた肌細胞が修復されていくために力を発揮してくれます。そういった考え方からは、植物の場合も同じように機能する部位にあたります。
では、傷を治す効果が植物のプラセンタにあるかといえば、植物が植物自体を修復することができても、それを人に用いたときに、同じ効果が得られるわけではありません。
ただ、保湿などの効果は期待できるのではないかと思います。

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サプリメントとしてのプラセンタ

人由来のプラセンタには、医薬品として約40年以上もの歴史があり、それだけのデータの貯蓄もありますが、医薬品のため、医者しか処方が出来ません。
豚由来のプラセンタについては、使われてきた歴史はあっても、それほどデータの貯蓄がないものです。しかし、保湿や、傷ついた細胞の修復機能はみられています。
口から摂った場合、それが血中に吸収され全身へ運ばれ、そこで活性酸素の除去をしてくれたり、各部位の傷ついた組織の修復をしてくれたり、自分の細胞が生まれ変わることを助けてくれる役割をしてくれますので、いわゆるエイジングケアという目的においては非常に優秀な素材であると思われます。
内からのエイジングケア、その結果としての「美肌」ではないかと。中から取れるメリットはそこですね。

プラセンタの役割

ただ、サプリメントやドリンクの場合には胃腸の状態が悪かったりすることで効果に差がでてしまいます。 それは胃に負担がかかったりもします。
また、腸の状態が悪い時(例えばひどい便秘など)は、成分としての吸収がうまくいかなかったりすることがあります。
経口摂取は、体内のコンディションにより、非常に影響を受けやすいのでうまく血中に乗ってくれない場合もあります。
また、生活環境によって、効き目に差が出ることも多く、短期間で効果がないと判断せずに、これと決めたものは少し長いスパンで判断していただくことをお勧めしたいですね。

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肌に塗布するプラセンタ

分子の大きさこうした美肌成分は、ヒアルロン酸にしてもコラーゲンにしても分子が非常に大きく肌から入ることは非常に難しいのです。ただ、たとえばヒアルロン酸は、保水する能力にとても優れているため一番外側に塗ることでパックとしての役目を果たしてくれるので、肌に浸透しやすい成分(プラセンタやビタミンCなど)を塗ったその上に軽くつけていただくと、栄養成分の浸透性も高まり、乾燥からくる小じわの予防にもなり、おすすめです。

皮膚にはバリア機能があるので、分子の大きなものを入れ込むにはただ塗るだけでは入りませんから、イオン導入や超音波導入などを使えば入れ込むことはできます。
でも自分で使っていく場合には毎回使っていくのも大変ですから、コツが必要です。

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神秘に包まれた注目成分 プラセンタとは

大事なことは内側と外側のバランスをよくすること

そういった意味でも同じ成分を内側、外側からつけているのは望ましいですね。 ヒアルロン酸などは、中から入ったものがどれだけ吸収されるかはっきりしたデータがないですが、プラセンタにおいては豚のものはないにしても、ヒト由来のものに関しては、それでデータが改善するほどの優秀なエビデンスがあるわけなので、類似の豚のプラセンタにおいては、きちんとした工程で作られた安全なものであれば、同等とまではいかないにしても、手軽に自分で手に入れられるものの中では非常に良い成分だと思いますね。

「足りないものを補う」が今までの美肌の常識。これからは「身体をニュートラルに戻す」ことによって足りなかった成分を肌に再び導くことが本当の美肌を手に入れるための掟。

大事なのは内側と外側のバランス一般的に美肌のイメージのサプリメントの筆頭としては、「コラーゲン」や「ヒアルロン酸」などが挙げられますが、それらに共通するのは既に私たちの体の中に存在する成分が足りなくなっているので補いましょうというもの。
それでは、一時的に栄養ドリンクで元気を取り戻している状態と似ていて、根本的な美肌を手に入れたとは言えませんね。
そこで、とても興味深いのが、プラセンタの「身体を本来あるべきニュートラルな状態に戻す機能」です。

肌のコンディションが悪い時には、身体全体の調子を良くしていく成分を摂ったほうが健康的な美しさへつながってゆくはず。

内側の状態を治すことで外見も良くなってゆくというのは、何よりも大切なポイントで、これは、まさに私のクリニックのコンセプトでもあります。
外側の肌に現れるのは、身体の内側やこころの状態が出している一種のサイン。
内側が悪いから外側も悪くなってしまう。そんな時に、外側だけを一生懸命ケアしても、一時的によくなったように見えるだけ。根本的な解決とはいえないですね。
年齢問わずお悩みの多いニキビなどは代表的な例にあげられます。
そんな時こそ「内側からのケア」を大事に考えて欲しいですね。
そうしたことを念頭においてケアしていくことでリバウンドしない、本物の美肌を手に入れることができるはずです。

誰にも備わっている、美肌になるチカラ

もともと誰にも備わっている「自分の修復する能力」を信じてあげること。
それを高めていく。自ら治す能力というものが自分にはあってそれを手助けしてくれるのがプラセンタなのです。変に効き過ぎず身体に悪影響を与えにくい。なぜなら、プラセンタの役割は自分の体の調整をするに過ぎないから。まずは身体と肌を生まれたままのニュートラルな状態に戻すことが必要なのです。

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肌に現れてからでは遅い、今から予防策を

予防が大事シミやシワ、出来てからではなかなか治らないんですよね。
20代になると環境や人間関係も複雑化することが原因でホルモンのバランスが崩れることがあり、にきびなどの肌荒れがひどくなる方も多いです。そういう意味で言うと、女性の場合は20代よりも30代の方の方が肌は綺麗かもしれません。30代くらいでは、ホルモンバランスが安定してくる上、食べ物や化粧品などにも気を使えるような余裕も出たり、社会的地位も築ける年齢なので内から出る自信に裏付けされた美があるのかもしれませんね。
ですから、20代の頃から予防ができていればよりよい30代、よりよい40代になれると思うんですよね。本当に。

どうしても日本人は「病気になってから病院にいく」という習慣がありますが、そうではなくて「検診を受けて予防をしてください」ということがとても大切と考えます。病気になりそうな原因を早めに見つけ、そして対処してゆくこと...自分で何か努力してきた10年と、してこなかった10年、同じ10年後の自分はきっと驚くほど違いますよ。

もし、「私はまだ若いから」「肌もきれいだから」と思っているのであれば、それでもいいと思います。肌に存在している潤い成分が足りなくなってから補うのでもいいと思います。ただコンディションのチューニングは若くても常に行っていて欲しい。そういう意味でも、プラセンタは若い人達にもぜひ摂っていて欲しい成分ですね。

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