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セラミド

美肌をまもる成分「セラミド」について解説。肌にきく仕組みや、セラミド化粧品なども紹介します。

肌をまもるバリヤー セラミド

「セラミド」は肌の一番上にある角質層にある成分。角質層は角質細胞と角質細胞間脂質から構成されていて、角質細胞間脂質が角質細胞を包み込んでつながることで、水分を保ったり、カビやダニ、化学物質などの外敵から肌を守るバリヤーの役割をしています。その角質細胞脂質のおよそ4割を占めるのが、セラミドです。

角質層からセラミドが不足すると、角質層の構造がくずれ、バリア力が弱まって外からの刺激をダイレクトに受けてしまい、肌トラブルを起こしやすくなります。水分が蒸発しやすくなるので、お肌の表面はカサカサと粉をふいて乾燥肌に…。顔を洗う時にしみたりするのは、このバリア機能が弱まっている証拠です。

セラミド不足によって起こるトラブルの代表格が、アトピー性皮膚炎です。アトピー患者の肌は、角質層でつくられるセラミドの量が少ないことがわかっています。セラミド不足によって外からの刺激をシャットアウトする力が弱まり、皮膚が乾燥して激しいかゆみをおこしたり、炎症をおこしやすくなるのです。

セラミドは加齢とともに分泌量が減るため、年齢とともに肌は乾燥しやすくなります。肌を健康に保つためには、セラミドを補給する必要があります。

こんにゃくが美肌に効く?

セラミドは、小麦や大豆、キビ、米、とうもろこしなどの穀類や、ホウレンソウなどの野菜に多く含まれています。中でも特にセラミドを多く含んでいるのが、こんにゃくの原料となる、こんにゃく芋です。こんにゃく芋に含まれるセラミドは、米や小麦の7〜15倍と非常に豊富。美肌づくりには、こんにゃくを積極的に食べるのがよさそうです。

毎日こんにゃくを食べるのは難しいという方は、こんにゃく芋やとうもろこしなどから抽出したセラミドを配合したサプリメントが多数販売されています。

「天然」セラミドか、「天然型」セラミドか?

セラミド入り化粧品で配合されているセラミドには、いくつかの種類があります。

・天然セラミド(ビオセラミド)
 馬などの動物由来のセラミド。セレブロシド・ウマスフィンゴ脂質など

・天然型セラミド
人の肌にあるセラミドと同じ構造をした構成物。セラミド1、セラミド2など

・疑似セラミド
 ナノセラミドなど、セラミドの類似成分を配合

このうち最も効果が高いのは、数種類のセラミドを混合した「天然セラミド」で、「天然型セラミド」より浸透力が高いとされています。しかし一方で価格が高価なのが難点。セラミド化粧品は比較的高価なものが多いのも特徴と言えます。その点「天然型セラミド」は天然セラミドより手に入りやすい価格で、効果も期待できます。

化粧品を購入する際は、セラミドの配合量を確認しましょう。わずか1%の配合では、セラミドの活躍は期待できません。また、疑似型セラミドはセラミドとは異なる成分ですので、ご注意を。

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