うるおい肌の源、ヒアルロン酸
「ヒアルロン酸」は皮膚や関節、目など、体のあらゆるところにあるゼリー状の物質で、体の中に存在する組織を結合させるはたらきをするムコ多糖類のひとつです。
たとえば目では水晶体の後ろにあり、眼球を丸く保つはたらきをしています。関節では関節液の中にあって関節を潤滑に動かす助けを。つまり、体のいろんな場所で、潤滑油としてはたらいているわけですね。
では肌はといえば、ヒアルロン酸は肌の一番奥にある真皮層に多く含まれています。ヒアルロン酸そのものは栄養素ではなくて、毛細血管から全身の細胞に栄養素や酸素を運ぶ役割をしているムコ多糖類の一種。水との親和性が高く、ネバネバしていて、水を吸い込んで細胞と細胞を潤滑にするはたらきがあります。
この保水力の高さがヒアルロン酸の代名詞。わずか1gで4リットルもの水分を保つ力を持つという優れた保湿力が大きな特徴です。肌の弾力や保湿性を保つ重要な役割をしているため、真皮層にヒアルロン酸がたくさんあるほど、うるおいのあるみずみずしい肌が生まれるというわけです。赤ちゃんの肌がぷりぷりしているのは、ヒアルロン酸がたっぷり含まれているからなんです。
ヒアルロン酸は年をとると激減!
体の中で作られるヒアルロン酸は年齢とともに量が減少していくことがわかっています。赤ちゃんと成人のヒアルロン酸を比較すると、成人は赤ちゃんのわずか1/20しかないという説もあります。うるおい美肌のためには、ヒアルロン酸の摂取は欠かせません。
ヒアルロン酸がないヒアルロン酸は鶏のとさか、フカヒレ、軟骨などに含まれていますが、なかなか食べる機会が少ない上、調理すると壊れやすい性質があるため、食事でヒアルロン酸を摂取するのはとても難しいのです。
加齢とともに減少するヒアルロン酸を補給するには、体内で作られるヒアルロン酸量だけでは足りません。かといって、皮膚からヒアルロン酸を摂っても、表皮のみにうるおいを補給するだけで、本当に届けたい真皮までは浸透しません。
そこで、ヒアルロン酸を摂るならサプリメントが最も一般的です。摂取量は1日に約60mgとされています。一度に摂取するのではなく、数回に分けて補うとより効果が高まります。他にもヒアルロン酸配合の化粧品や顆粒タイプなど、さまざまなものがありますので、自分の好みに合わせて定期的に摂取しましょう。
ちなみにヒアルロン酸商品には「低分子ヒアルロン酸」と書かれたものがありますが、これは通常のヒアルロン酸は分子が大きいため体に吸収されにくいことから、分子を少なくすることでより吸収率をアップさせたのが低分子ヒアルロン酸です。




















